生命体統一理論
「意識生命体としての人間の構成・病態・施術を統一的に論じる」
1970年代後半から80年前半にかけて、アメリカから主なカイロプラクティックのテクニックが輸入されました。当協会の創始者である、故・大橋栄作先生はこのカイロプラクティックの実効性と哲学性に魅了され、アメリカでの研修も含めて当時の様々なテクニックの習得に励みました。
その結果、実際の施術で大きな成果を挙げることに成功しましたが、一方でカイロプラクティックに対する壁を感じ始めたのです。
と言うのは、カイロプラクティックは骨盤・脊柱の歪みを矯正する構造的アプローチがメインであり、生理学的問題から発生する病態に対しては対応しきれなかったからです。
そこで、この生理学的病態に対して、硬膜・脳脊髄液の循環からの画期的アプローチを可能にしたSOTを導入し、その後、東洋医学・バイオニクス・エントロピーなどから人間の病態・発生メカニズムを解明した理論・施術体系「熱力学テクニック」を横井篤・国際教育委員長が開発いたしました。この時点で、人間の構造的側面と機能(熱力学)的側面を統一し、同時に診断・施術することを可能にしたのです。
さらに、1990年代に入り、このどちらにも属さない症候が徐々に目立つようになってきました。それはストレスに象徴される精神・意識などの高次元レベルからの問題です。この領域は単にストレスのみにとどまることはなくトラウマや霊障など幅広い範囲に及びます。
創術では早くからこの分野に対する研究を進めてきました。量子論・ヌース理論・気のメカニズム・霊的システムなどを通じて、高次元由来の病態メカニズムを解明し、現在もなお、研究が進められております。
このように、構造(重力)系・熱力学系・高次元(情報)系の理論・施術を統一的(同時に鑑別・施術)に体系付けたもの、それが「生命体統一理論」なのです。
All-Around Curer
「全対応型施術家」
生命体統一理論を携えた施術家。つまり、重力系・熱力学系・高次元系に由来する全ての病態に対応できる施術家を意味する。創術が創設当時から目指していたものであり、生命体統一理論の完成に伴い実現可能となった。現在は当協会主催のセミナーでAll-Around Curerを養成している。(但し、高次元系に関しては未知の部分も多く継続的な研究が行われており、レギュラーセミナーとしての開催は数年後を予定)